ピックアップ各部の機能説明

ピアノピックアップ

ピックアップ各部の機能説明

各部の名称

このピックアップはグランドピアノおよびアップライトピアノ(バーティカルピアノ)への取付けが可能で、グランドピアノの場合サウンドボードとブレースの間に、アップライトピアノの場合サウンドボードとバックポストの間に取付けます。

ピックアップパーツ ピックアップは次のパーツから構成されています。
  1. サウンドボードに接するコンタクトチップ
  2. 振動力を電気信号に変換するセンサー部
  3. センサー部を支えるベース
  4. 電気信号を忠実に伝達する出力ケーブル

 

次にこれらパーツについて詳しく説明しましょう。


コンタクトチップ

コンタクトチップは半球状のくぼみを持ちセンサー部の半球状の突起にフィットし、振動力を確実にセンサー部に伝達します。この半球状の角度調節メカニズムがコンタクトチップを無理なくサウンドボードに密着フィットさせ、確実に振動力をセンサー部に導くのと同時にピアノのサウンドボードを傷つけるのを防止します。

コンタクトチップはマグネットを内蔵し、センサー部の半球状の突起に吸着することにより、取付け、取外し作業中にコンタクトチップがセンサー部から分離脱落するのを防いでおり、作業性の向上に寄与しています。

センサー部

センサー部は振動力を忠実に電気信号に変換し出力します。 外周に90゜毎に設けた4個の出力コネクターは内部で並列に接続されてます。

ピックアップの取付け後最も接続しやすい位置にあるコネクターに出力ケーブルを接続すれば良く、ピックアップの取付け作業がスムースに行えます。またセンサー部は完全シールド構造となっており電磁的ノイズの影響を最小限にとどめます。

出力ケーブル

この出力ケーブルは耐震コネクタと耐震ケーブルの使用により、センサー部の出力信号を振動による電気的ノイズを付加することなくアンプまで運びます。

ベース

ベースは厚さが異なる5種類のもが付属しており、ピックアップを取付ける隙間の寸法により最適な厚さのベースを使用するシステムとなっています。取付手順の節をご参照ください。
ピアノピックアップ TOP | 特徴 | 部位 | セッティング1 | セッティング2 | 仕様

Omar Sosa ピアニスト

ピアニスト Omar Sosa氏

オマーソーサ氏のサイトキューバ生まれ、スペイン在住のピアニスト Omar Sosa氏のオフィシャルウェブサイトに、弊社のピックアップについてコメントを頂いています。

 


Yamahiko is a brand of microphone pick-up for musical instruments manufactured by Sonaresearch Company of Japan.

Characteristics of the Yamahikopiano pick-up system include:

1. High selectivity on music sound vibrations, __without picking up other noises

2. Easy to turn on and turn off quickly

3. Force mode pick-up system realizes __high fidelity and high signal to noise ratio

Omar Sosa氏のメッセージビデオ

2013年のオマール・ソーサ氏の来日公演の際、メッセージを頂きました。

2010年のオマール・ソーサ氏の来日公演の際、メッセージを頂きました。

オマール・ソーサ氏について、ブルーノート東京のウェブサイトに動画が掲載されています。

ピックアップ と ピアノの予備知識

ピアノピックアップ

山彦 ピアノピックアップの特徴

  1. CPS-PF1ピアノの周囲の音に対する感度が非常に低く、PAにおけるハウリングマージンが高い。
  2. 取付け取外しが簡単で短時間でできます。
  3. 取付けに接着材や両面粘着テープなどは一切使用せず、取付けた痕跡をほとんど残しません。
  4. グランドピアノにもアップライトピアノにも取付け可能です。
  5. フォースモードピックアップシステム(FMPS)の採用により高音質、高S/N。
  6. 高S/Nなのでイコライズ時に幅広いブースト、カットが可能。
  7. 安定した取付け構造なので、長時間安定した高音質をキープします。
  8. 複数のピックアップを用いることによりステレオ感が得られます。
  9. 完全シールドによるローノイズ設計。
  10. 耐震コネクタと耐震ローノイズケーブルを使用し、振動によるノイズの混入を防止。
  11. 音質最優先設計のプロ用ピアノピックアップです。

全く新しい概念「フォースモードピックアップシステム(FMPS)」を導入

ピアノ用コンタクトピックアップはハウリングマージンの改善や音の「カブリ」を低減させるために非常に便利なものです。しかし、今まであった多くのピアノ用コンタクトピックアップは次のような問題を持っていました。

  1. 音色に癖がある。
  2. 音色が安定しない。
  3. 接着材や両面粘着テープなどにより取付けるものは、ピアノに取り付けた痕跡が残る。
  4. 同様に取外し時にサウンドボードのニスや木材を傷つける恐れがある。
  5. 取付け取外しを繰り返すとピックアップが壊れてしまう。

このような問題を解決するために全く新しい概念「フォースモードピックアップシステム(FMPS)」を導入することにより、プロの現場での使用に十分耐えるピアノ用コンタクトピックアップを開発することができました。

※フォースモードピックアップシステム(FMPS)のご説明

今までの多くの楽器用ピックアップが加速度型ピックアップにより、楽器の発音部の振動加速度を電気信号として出力していたのに対して、このピアノ用コンタクトピックアップシステムのピックアップ部は、ピアノの発音源の一つであるサウンドボードとその傍に位置するブレースやバックポストなどの振動しにくい部材の間にピックアップ部をはさみこむ様に取付けることにより、サウンドボードとブレースまたはバックポストの間に発生する振動力(Force)を電気信号に変換し出力する、フォースモードピックアップシステム(FMPS)の採用により、癖の少ない安定した音色が得られます。多少のイコライジングとリバーブ処理を行うことによりマイクロホンでの収音に勝るとも劣らない高音質が得られます。

※音色のバリエーションとステレオ収音

サウンドボードとブレースやバックポストの間の隙間ならどこにでも取付けが可能で、複数のピックアップを取付けることによりステレオ収音が可能です。取付ける場所により音色が変化しますので、取付け位置を工夫することにより目的に応じた音色を引き出すことも可能です。 2個から3個のピックアップを使用すれば、ピアノの全音域をカバーするバランスの取れたピアノ音をステレオ収音できます。

ピアノについての予備知識

このピアノ用コンタクトピックアップシステムについて詳しく説明するには、ピアノについての説明を少ししておく必要があります。

ピアノの各部の呼び名は人によって、またピアノメーカーによっても異なる場合があります。ここではピアノの構造と各部名称について少し説明します。

まずグランドピアノの断面図(Figure-1)をご覧ください。 グランドピアノの場合ピックアップはサウンドボードとブレースの間にはさみこむ様に取付けるので、その周辺の部材の名前を憶えてください。

次にアップライトピアノ(バーティカルピアノ)の断面図(Figure-12)をご覧ください。

アップライトピアノの場合、ピックアップはサウンドボードとバックポストの間に、はさみこむ様に取付けるので、その周辺の部材の名前を憶えてください。


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ピアノ用ピックアップ

ピアノピックアップ

山彦 ピアノ用 コンタクトピックアップシステム

 

    • 特徴

  • ピアノの周囲の音に対する感度が非常に低く、PAにおけるハウリングマージンが高い。
  • 取付け取外しが簡単、短時間、しかもマイクスタンド不要で見た目もすっきり。
  • 取付けに接着材や両面粘着テープなどは一切使用せず、取付けた痕跡をほとんど残しません。
  • グランドピアノにもアップライトピアノにも取付け可能です。
  • フォースモードピックアップシステム(FMPS)の採用により高音質、ローノイズ。
  • カブリが非常に少なくイコライズ時に幅広いブースト、カットが可能。
  • 安定した取付け構造なので、長時間安定した高音質をキープ、常設も可能です。
  • 複数のピックアップを用いることによりステレオ感が得られます。
  • 完全シールドによるローノイズ設計。
  • 耐震コネクタと耐震ローノイズケーブルを使用し、振動によるノイズの混入を防止。
  • 音質最優先設計のプロ用ピアノピックアップです。

取り扱い説明書・マニュアル(Ser.30840以降の製品) 取り扱い説明書・マニュアル(Ser.30839以前の製品)


ピアノピックアップ レコーディングモデル 型番:CPS-PF1R
レコーディングモデル CPS-PF1R
レコーディングモデル CPS-PF1R

レコーディングモデルはフラットな周波数特性で、レコーディングに適した重厚な音色を持っています。

定価:オープンプライス 販売価格:税別¥80,000

在庫あります

スペアパーツも販売しておりますsum_spare_jp
「スペアパーツご注文ガイド」をご参照の上、お問い合わせフォームからお問い合わせください。

ピアノピックアップ SRモデル 型番:CPS-PF1S
SRモデル CPS-PF1S
SRモデル CPS-PF1S

SRモデルは下図のようにハイブーストされた特性となっており、抜けの良いすっきりとした音色を持っています。PAでの使用に適しています。

定価:オープンプライス 販売価格:税別¥80,000

在庫あります


ピアノピックアップ 音色切替モデル 型番:CPS-PF1P
音色切替モデル CPS-PF1P
音色切替モデル CPS-PF1P

ダイレクトボックスのパラ出力ジャックを利用して、音色プラグの交換だけでSRモデルとレコーディングモデルの音色を簡単に切り替えて使用できるようにしたのがこのPモデルです。

定価:オープンプライス 販売価格:税別¥84,000

在庫あります

ナチュラルな音質

従来のいわゆるアタッチメントの音とは全く異なり、マイクロホンに勝るとも劣らないナチュラルな音質を持った、SRからレコーディングまで幅広く使用できるピックアップです。

抜けの良いすっきりとした音色を持つSRモデルと、フラットで重厚な音色を持つレコーディングモデルを用意しました。

ご要望に応えて、SR、レコーディング、両モデルを切り替えて使用できる音色切替モデルもご用意しました。

高い信頼性・耐久性

既に多くのプロエンジニアの方によるテストが繰り返され、改良を重ねてまいりました。 ほぼ毎日演奏されるライブハウスのピアノでの一年以上にわたるハードな使用でも、安定した音質をキープし高い評価を頂いております。

多くのメリット

他の音のカブリが最小限にでき、ハウリングマージンやイコライジングの自由度も向上します。 ミュージシャンからのモニター音質に対する要求にも対応しやすく、エンジニアの音表現の幅も格段に広がります。


レコーディングモデルとSRモデルの聴き比べ

SRモデル

レコーディングモデル

YAMAHIKOユーザーの磯村さんの演奏です。詳細はこちらをご覧ください。

カブリのデモサンプル音コーナー(レコーディングモデル使用)

トータルサウンド

ピアノトラック

カブリが非常に少ないのがわかると思います。YAMAHIKOが常設されているライブハウス横浜エアジンでのVale Tudoの演奏です。詳細はこちらをご覧ください。

ご注意ご注意 これらのサンプル音はピックアップからBOSS DI-1ダイレクトボックスを使用 してDATに録音したものです。2つのピックアップの音をそのままステレオのLR(L:低音側、R:高音側)に入れてありますので、それぞれのピックアップの音を分離して聞くこともできますが、通常のCDのようにステレオで聞くと違和感があるかも知れません。通常は低音側と高音側を適度にミックスして用います。その辺をご理解の上ご試聴下さい。

ピックアップの取付け位置は概ねこんな感じです。

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