ボディピックアップと他のピックアップの違い

ボディピックアップと他のピックアップの違い

まずギターが鳴る原理から考えましょう

弦をはじいて、音が聞こえるまでの動きと、音をとる方式をまとめてかくと以下の図式となります。

ピックアップ方式の違い

1.弦の動きを捕らえる電磁ピックアップ

電磁ピックアップは代表例としてエレキギターに着いているピックアップで、弦のそば数ミリメータの位置に取り付けて弦の動きを磁石とコイルで電気信号にします。アコースティックギター用として、ホールの中に取り付けるものをよく見かけます。

音色は原理上ハウリングしにくく、エレキギター的な独特な音色を持つものが多いようです。
2.ブリッジの振動を捕らえるサドルピックアップ
これはエレアコでよく使われているタイプで、弦に接しているブリッジの振動を振動センサで電気信号に換えて出力するもので、力強い独特の音色を持つものが多いようです。最大のメリットはハウリングしにくいことです。
3.表板の振動を捕らえるボディピックアップ
表板の振動を振動センサで電気信号に換えて出力するもので、ギターの振動を音として放射する表板の個性や特徴も反映された音が得られ、生ギターの音に近い音にすることができます。 空気の振動をとるマイクとは違い周囲の音は混じりにくいのですが、ギターの表板が周囲の音によって振動するので、実際には周囲の音がある程度入ってしまいます。そのためボリュームを上げるとハウリングも起こります。
4.マイクで音を採る
これは普通に行われている。スタンドにマイクをつけてギターのそばに立てる。 音は当然ナチュラルなのだが、ハウリングしやすく、周囲の音も入ってしまうので、例えばドラムのような大きな音が出る楽器のそばでは、ギターよりドラムの音のほうが大きくなってしまったりします。結果、ギターの音を大きくしようとして、ギターのマイクのVRを上げるとドラムの音のほうがが大きくなってしまったりします。

貼り付けピックアップとの違い

貼り付けピックアップでも表板の振動をとることができます。このボディピックアップとどのように違うのでしょうか。 振動を電気信号に換える仕組み 貼り付けピックアップは、貼った所の動き(振動速度、振動加速度、曲げ歪など)を電気信号にします。 ボディピックアップは裏板から伸びるアームで、センサを表板に押し付け、表板の振動を止めることにより発生する反作用力を電気信号にしています。表板の振動を止めても影響が最小限となるよう、表板の周辺、エッジの近くにセンサを配置しています。 この方式は弊社のピアノピックアップでも用いられ、その自然な音色は世界のPA業界のプロのエンジニアに高く評価されています。
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